Jonny


Jonny
1980.08.15 タミル語 VCD
字幕なし
監督:Mahendran 出演男優:Rajinikant、、
出演女優:Sridevi 、Deepa
音楽:Ilayaraja
あらすじ:
他人の空似で、そっくりな2人の男、ジョニーとビディヤサガルの話。

片方のジョニー(Rajinikant)は、詐欺と窃盗の罪で警察に指名手配されていた。
歌が大好で、歌手アルチャナ(Sridevi)の熱狂的なファンでもあった。
ある時ジョニーは、アルチャナの散歩に合わせて、偶然を装い出会いをつくった。
そうして知り合った2人の関係は、恋人へと発展していった。

もう一方のビディヤサガル(Rajinikant)は、真面目で堅物な床屋だった。
車の事故がきっかけで、貧しい娘バマ(Deepa)と出会った。
バマを家政婦として雇ったビディヤサガルは、次第にバマに惹かれ、
2人は結婚を意識するようになった。

しかし、ビディヤサガルはバマが別の男性と歩いている所を見てしまった。
裏切られたビディヤサガルは怒り、バマを殺してしまう。

犯行時、ビディヤサガルは通行人に顔を見られたため、
そっくりなジョニーは殺人容疑をかけられ警察に追われることとなった。

ジョニーは人の少ない森の中へ逃げた。
同じく警察から逃げていたビディヤサガルは、
ジョニーの恋人アルチャナと出会い、
ジョニーとして、アルチャナの家にかくまわれるのだった。
感想:
VCDで字幕なし、ダンスもアクションも乏しいので、途中であきてしまいました。

映画の冒頭に、
詐欺師で泥棒のジョニーが車で逃げている途中で、
農民が畑に1列に並び歌いながら農作業をしている所に出会い、
テープにその歌を録音する場面があります。
これを見たときに、黒澤明監督の「七人の侍」のラスト、
歌いながら田植えをしている農民の姿を思い出しました。
日本もインドも同じ様な風習があるのだなと思いました。

ジョニーの方は、詐欺師で泥棒だけど、金持ちからしか盗まないし、
普通にカッコイイ役で、
逃げてる途中で助けられた村娘に求婚されたりして、モテモテです。
一方、床屋のビディヤサガルは、部屋にニワトリを放し飼いにしていたり、
生みたての生卵を飲んだり、庭に咲いている花の数をいちいち数えたりと、
ちょっと変わり者で面白いです。

アルチャナ役のスリデビィは歌手ということで、
突っ立って歌っていることが多いです。踊りらしいことはほとんどありません。
踊りが無いなんてとても上手い人なのに、残念です。

アクションシーンもほとんど無くて、
ジョニーとビディヤサガル2人が殺人犯とし逃げている時に偶然出会い、殴りあうくらいです。
(2012/05/08)
評価 ★★☆☆☆
ラジニ度 ★★★★☆
ダンス度 ★★☆☆☆
アクション度 ★★☆☆☆ 一人二役、ラジニとラジニで殴り合い。

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