Phool Bane Angaray


Phool Bane Angaray
1991.07.12 ヒンディー語 DVD
英語字幕
監督:K.C.Bokadia 出演男優:Rajinikant、Prem Chopra、
出演女優:Rekha 、
音楽:Bappi-Lahiri
あらすじ:
政治家ビシャンバル(Prem Chopra)は裏で悪事を働いていた。
警察官のランジット(Rajinikant)はそれを解明しようとするが、
ビシャンバルと付き合いのある上司DSPラビカーナ(Dalip Tahil)に阻止される。

そんな中、ビシャンバルの息子チャナラジ(Charan Raj)と
無理やり結婚させられそうになった教師のナムタラ(Rekha)が助けを求めてきた。
ナムタラを助けるため、ランジットはナムタラと結婚した。

これに腹を立てたチャナラジはナムタラを廃墟におびき出して襲った。
そこへ助けに来たランジットはチャナラジに殺されてしまった。

ナムタラはチャナラジを訴えるが、
ビシャンバルが裏から手を回したため、
チャナラジを法律で裁くことは出来なかった。

ナムタラは夫、ランジットの遺志を継ぎ、警察官になった。
そして、政治家ビシャンバルの悪事を暴こうと奮闘する。
感想:
主人公はレーカーですが、前半はラジニも出てるし、
ビシャンバルの召使ムトゥ役でタミルのコメディアン、センディルも出演しています。

ランジット(ラジニ)が召使ムットゥ(センディル)を酔わせて,
敵ビシャンバルの情報を得ようとする場面はとても面白かったです。
やっぱりこのコンビのコメディはイイ!!
ランジット(ラジニ)の母親の設定が狡猾な人で、正直な父親との掛け合いも楽しかったです。
まあ普通、この母からランジットのような真面目な警察官は生まれないと思いますが、
そこがまた面白いと思いました。

ラジニのダンスは2曲あって、両方とも酔っ払いダンスです。
1曲目は、政治家ビシャンバルの交友を探る目的でパーティーに乗り込んでのダンスです。
とにかく、酔っ払いのラジニが楽しいです。
そのほかは、ナムタラ(レーカー)の回想シーンです。
これは、レーカーも酔っ払っていて、とても楽しかったです。

映画の後半はランジット(ラジニ)の死後
ナムタラ(レーカー)が頑張ってビシャンバルの悪事を暴こうとします。
実兄がビシャンバルの仲間だったりすることもあって、なかなかうまくいきません。
とても必死になっているのが伝わってきて、こちらも辛くなってしまいます。
法律や警察力ではどうしようもなくなって、最後に実力行使します。
その時、戦いの女神ドルガーに扮したレーカーの気迫は怖いくらい物凄かったです。

おかげで、悪いやつらは退治されたのですが、
良いことをした人が最後幸せにならないので、この映画を見終わった後の後味はあまり良くないです。
やっぱり、映画にはハッピーエンドを望んでしまいます。
(2009/10/04)
評価 ★★★☆☆ レーカーの気迫あふれる演技に圧倒されます!!
ラジニ度 ★★★★★ 正義感あるれる警察官ラジニ。ガムを噛む姿もカッコイイです。
ダンス度 ★★★★☆ 酔っ払いラジニ、最高です!!
アクション度 ★★★☆☆ 最後、レーカーの鬼気迫る演技は必見。

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