Pudukavithai


Pudukavithai
1982.06.11 言語:タミル 監督:S.P.Muthuraman 出演者:ラジニ
感想:
身分違いの恋で、恋人の母親に引き裂かれた2人の話です。
映画はバイクレースから始まります。
このバイクレースは、ロードレース(普通の道)で、沿道に沢山の観客がいたり、
レースとは関係なさそうなバスが走っていたりします。
バイクのスピード感は、あんまり無かったです。
ラジニ(アナンド)は最初好調に飛ばし、折り返し地点では1位ですが、
このあと、バイクが故障してしまいます。
これは、普通ならリタイアですが、
ラジニはチョチョイと直してバイクは復活し、優勝します。
そして、このレースの主催者の娘であるジョティ(ウマ)から、トロフィーをもらうのでした。

そんなわけで、この映画はバイクの話か?と思いきや、
全くバイクとは関係ない、ラジニ(アナンド)のラブストーリーとなります。

その後、ラジニはこのジョティと恋に落ちます。
白が好きだったジョティは、ラジニに惚れて黒が好きになります。
しかし2人の恋は、身分違いのため、ジョティの母スクマリが阻止します。
この母親は、とても強くて個性的でした。
水槽に泳ぐ黒い金魚が気に入らないということで、
黒のリュウキンを掬い上げ、ポイと捨ててしまう非情さがあります。

ジョティをラジニではない別の男性と結婚させるため、
この母親の配下の者にラジニが監禁されます。
ラジニを見張りってた人はラジニが書いた日記を読んで感動し、ラジニを逃がしてくれます。
ラジニ、どんだけ文章が上手なんだ!と突っ込みたくもなりますが、
これは「Aarilirunthu Arubadhu Varai」(小説家として成功する話)
がヒットした影響かな?と思います。

母親の執拗な妨害が成功し、ジョティとは残念ながら結婚できませんでした。
その後、ラジニは他の女性と結婚し生活しています。
さらに何年か後に、ラジニの子供の先生をしているジョティに再会します。
ジョティの夫が他界していることを知り、ラジニはよりを戻します。

インドでは、奥さんが複数いても問題ないようですが、
私としては、この結果は受け入れがたいです。

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