Rajadhi Raja


Rajadhi Raja
1989.03.04 タミル語 VCD
字幕なし
監督:R.Sunderajan 出演男優:Rajinikant、Vijayakumar、Janakaraj
出演女優:Rada 、Nathiya
音楽:Ilayaraja
あらすじ:
お金持ちの息子ラジャ(Rajinikant)がアメリカから帰国する直前、
ラジャの父親(Vijayakumar)が死亡した。
この死は同居しているいとこ3人が財産目あてにやったのだが、
証拠が無いため、酒に酔った上での事故死とされていた。

このことを帰宅前に知ったラジャは、
父親殺しの証拠をつかむため、
友人セドゥ(Janakaraj)を自分の身代わりにしてラジャと名乗らせ、
ラジャは使用人セドゥとして屋敷に乗りこんだ。
しかし、この入れ代わりは、いとこ達にばれ、セドゥは殺されてしまった。
ラジャはいとこ達の画策により、
セドゥ殺しの犯人として逮捕され、刑務所に入れられた。

ラジャは脱獄し逃げている途中で、自分そっくりのチンナ(Rajinikant)に出合った。
チンナは恋人(Nathiya)との結婚を、恋人の父親から反対されていた。
ラジャはチンナに2人を結婚させることを約束し、
自分の身代わりになって刑務所に入ってもらった。

ラジャが刑務所にいると気を抜いているいとこ達相手に、
父親とセドゥ殺しの証拠をつかもうと奮闘するのだった。
感想:
ラジニらしい映画で、とても楽しいです。
主人公のラジャもカッコイイのですが、もう一人のチンナは素直な感じが可愛いです。
登場シーンでのチンナは弱いのですが、恋人ラクシュミとお祈りした後、
「Engita Mothathe」の曲中でメキメキと強くなります。
この曲の一部は「Veera」でも使われています。

アクションシーンもとてもラジニらしい面白さで、良かったです。
怪しい占い師になったり、片目の山賊になったり、ラジニのコスプレも楽しめます。

クライマックスでは、入れ代わったチンナが絞首刑になりそうなところに、
ラジャがぎりぎり車で突っ込み間に合うシーンがあります。
走れメロスっぽくて良いです。
同じような状況が「Pokkiri Raja」にもあります。こっちの映画も面白かったです。

最初の曲「Malayala Karai」は、ラジャがアメリカから帰ってきて、
「やっぱタミルは良いよ〜」とタミルの自然をほめているような気がします。
とてもさわやかで、好きな曲です。(字幕も無くタミル語は分からないので実際の歌詞は不明)。
「Meenamma Meenamma」ではラジニが大きな貝の中から登場してます。
刑務所の中でチンナが恋人との結婚を夢見る曲「Mama un ponna」も楽しくて大好きです。
(2010/09/16)
評価 ★★★★☆ とても楽しい。
ラジニ度 ★★★★★ ラジニ2役と怪しいコスプレ!
ダンス度 ★★★☆☆ どの曲も大好きです。
アクション度 ★★★★☆ 随所に光るラジニらしさ!

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