Sadurangam | ||||
1978.06.28 | 言語:タミル | 監督:Durai | 出演者:Rajinikanth、Sreekanth、Prameela、Jayachitra | |
感想: 中流階級で真面目に生きる母親(Pandari Bai)と息子2人の話です。 長男のサンダリーサン(ラジニ)はきちんと仕事をし、誠実で素直な人です。 一方、弟のラムクマール(Sreekanth)は大学生ですが、やんちゃでいい加減な性格です。 大学の教授をからかったり喧嘩をしたりと問題児です。 ラムクマールの喧嘩に助っ人で入ったラジニのアクションはコメディ色が強くて、とても楽しかったです。 サンダリーサン(ラジニ)の家に親戚(叔父、(たぶん母親の妹の夫))(Thengai Srinivasan)が、 妹ミーナ(Prameela)の結婚相手を探しに来ます。 ミーナはお金持ちの男性との結婚を切望しますが、持参金が用意できないので断られます。 そこで母は長男サンダリーサンとの結婚を決めます。 好きあって結婚したわけではないのですが、サンダリーサンは真面目にミーナを愛そうと努力します。 できる範囲でプレゼントをするのですが、ミーナは気に入らなくて投げ捨てます。 このときのラジニはとってもかわいそうです。真面目な男性って、最高に素敵と思いますよ! 一方、弟ラムクマールはお金落ちの娘ウマ(Jayachitra)と結婚します。 結婚してもしばらくは、いい加減な生活をしていたラムクマールですが、 ウマとの生活の中で真面目に働くようになります。 ミーナは義妹ウマをうらやましく思っており、自分もお金持ちの生活がしたいと願ってました。 その気持ちをぶつけられるサンダリーサンはお金を得るために悪事に手を染めることになります。 悪い人たちに懐柔されたあとのサンダリーサン(ラジニ)は、タバコを吸い、酒を飲み、 酔っ払って女性と踊ったりしています。 真面目だった前半を思えばひどい変わりようですが、 奥さんがあれではこの結果も致し方ないかもと思います。 タバコを吸うラジニはかっこいいし、酔っ払っても素敵です。 サンダリーサンの生活が変わったことで母親は心を痛め、病気になり死んでしまいます。 母の死をきっかけに、サンダリーサンは仲間だった悪人を倒し、自分は罪を償うため警察に捕らえられます。 この終盤の重要書類をめぐってのアクションはとてもよかったです。 (2019/02/25) |