Shankar Saleem Simon | ||||
1978.02.10 | 言語:タミル | 監督:P.Madhavan | 出演者:Vijayakumar、Rajini 、Jaigansh | |
感想: 資産家の息子シャンカル(Vijayakumar)と、 低層階級のサリーム(Jaigansh)、サイモン(Rajini)、3人のラブストーリーです。 ヒーロー3人はヒロイン3人とそれぞれ仲良くなる過程で、友人となります。 シャンカルは低層階級の娘アラベル(Manjula)を見初めます。 サイモンはシャンカルの妹バサンティ(Latha)と恋人になります。 3人とも恋人と結婚したいと願いますが、いろいろと問題が持ち上がります。 それぞれ、協力し困難に立ち向かい結婚します。 サイモン(ラジニ)はキリスト教徒で、車の修理工です。 ピースした左手を前に突き出し、十字架のネックレスを右手で口元にもっていき何かつぶやいてから人を殴ったり、 口ひげを親指と人差し指で上から下になでたりと、特徴的な動きをしてます。 十字のスパナを持ってのアクションなど、ほかのヒーロー2人よりも目立つ動きをしています。 バサンティの父親の策謀で、恋人バサンティと別れなくてはならなくなった時のラジニは、 とても辛そうで、背をむけ砂を蹴る姿も素敵でした。 字幕なし、音楽シーンカットの白黒映画で見ました。 なので、意味不明な展開が多かったのですが、その後、音楽シーンだけ別で見ました。 ああ、あそこにこの音楽が入るのかと思うと、内容もそれなりに理解できました。 「恋人になったよ」とか「結婚したよ」とか、 音楽シーンで登場人物の関係や展開をかなり説明してくれるんですよね。 言葉がわからない私にはとっても大切です。 題名だけ知ってた時は「シャンカル、サリーム、サイモン」なので、 ヒンディー映画「Amar Akbar Anthony」(77)の、 ヒンディー教徒、イスラム教徒、キリスト教徒と不運にも分かれて育てられた3兄弟の話と関係があるのか? と思いましたが、ストーリー的にあまり共通点は感じられませんでした。 ただ、シャンカルは終盤に警察官になるので、なんらかのリスペクトはあったのかもしれません。(2019/02/19) |