Thalapathi ダラパティ 踊るゴッドファーザー |
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1991.11.05 | タミル語 | DVD 英語字幕 |
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監督:Manirathnam | 出演男優:Rajinikant 、Mammoothy 出演女優:Shobhana 、Bhanupriya |
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音楽:Ilayaraja | ||||
あらすじ: ポーヒ祭りの日。ある14歳の少女が一人で赤ん坊を出産、 仕方なくその子を貨車の中に捨てた。 赤ん坊はスラムで拾われスーリヤ(Rajinikant)と名づけられる・・・。 それから28年。スーリヤはスラム一ケンカの強い男に成長していた。 ある日、友人のために借金取りを叩きのめした一件で、 彼はそのボス・デバラージ(Mammoothy)の配下の頭目となり、 彼らは義兄弟の契りを交わす。 そんな折、スーリヤは美しい娘スブラクシュミ(Shobhana)と出会い、結婚を考えるように。 だが、上位カーストの父はその結婚話に反対し、 新しく赴任した知事に彼女を嫁がせてしまう。 その知事アルジュンの母こそ28年前にスーリヤを生んだカリヤーニだった・・・。 (ビデオジャケットからの引き写し) |
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感想: 「ムトゥ」の後、すぐに見た映画で、「ムトゥ」みたいな笑えるものを期待して見たので、1回目見た時は、暗いなぁと思いました。 デバラージ(マンムーティ)は死んじゃうし、スーリヤのカーストが違うから(分らないから)結婚できないというのも可哀相だった。 カーストって身分制度、まだあるんだ〜。ガンジーが廃止とか頑張ってなかったっけ? と、はるか昔、学校で習ったことを一生懸命思い出したりしながら観てました。 (実際、カースト制度は法律的に撤廃されてるが、実態としては今でも続いている。) この頃はまだインドについて何にも知らなかったんですね。 でも、この作品を何度か見ているうちに、 だんだん良い映画だなーと思うようになって、結局10回以上は見ています。 特に良いのが、スーリヤとデバラージがお祭りで踊っているところを、 上から見ているパドマーとタミルアラヒの表情で、 だんだん打ち解けていくところを、ほんとうに上手に表していると思います。 このタミルアラヒが、その他でも演技力抜群で、すっごくかわいいです。 最初の挿入歌(ダンス)も良くて、スーリヤとスブラクシュミの身分の違いをちゃんと感じさせると思います。 「ムトゥ」だけでなくこの映画があったからラジニファンになっちゃったんだなぁと、今では思ってます。 この作品、画像のDVDはインド、ピラミッド製です。 この他に日本製のビデオ(日本語字幕つき)を持っています。 日本のビデオは映像が全体的に赤茶けていて、 作品の内容からそういう映像にしたのかなと思っていたのですが、 ラジニ映画の挿入歌(ダンスシーン)を集めたVCDかDVDに、 ダラパティも入っていて、全然色が違う事を知りました。 それで、本当はどんな色だったのかな?と、このDVDを購入しました。 日本製のものより、このDVDの方が色がちゃんと出ていて綺麗です。 ヒロインの名前、ハンドルネームで一部(スプ)使わせてもらっているのですが、スブラクシュミでしたね。 ずーっとスプラクシュミだと思ってました。今回あらすじを写していて気がつきました。 (2006/10/29) |
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評価 | ★★★★★ | 見れば見るほど良い映画。コメディは無いです。 | ||
ラジニ度 | ★★★☆☆ | |||
ダンス度 | ★★★★★ | パドマー(Bhanupriya)の表情に注目!! | ||
アクション度 | ★★★★☆ |