Baalu Jenu | ||||
1976.12.10 | 言語:カンナダ | 監督:Kunigal Nagabhushanam、Balan | 出演者:Aarathi、Gangadhar、Ramgopa、lRajinikanth、Udaya Chandrika | |
感想: 字幕無し、白黒映画です。 1976年のタミル映画「Mayangukiral Oru Maadhu」のリメイクです。 ラジニはヒロインギータを恐喝する悪役を演じています 学生のギータ(Aarathi)は青年チャンドル(Ramgopal)と出会い恋人になります。 デートでセックスをした後、チャンドルとまったく連絡がとれなくなります。 チャンドルに会えない事や妊娠の可能性を心配し悩み、自殺しようと毒を飲みます。 それに、ルームメイトのリバティ(Udaya Chandrika)が気が付き医者を呼びます。 来たのは、女性の医者で、ギータは助かりました。 ギータはリバティと女医(Pandari Bai)に、自殺しようとした理由、チャンドルとの事を打ち明けました。 ギータは卒業した後、女医の紹介で実業家ラビィ(Gangadhar)と結婚しました。 息子にも恵まれ幸せな生活をしますが、学生時代の恋人とのことを秘密にしています。 そんな時に偶然ルームメイトだったリバティとサリーショップで再会します。 リバティも写真家バス(ラジニ)と結婚しており娘がいました。 この再開により家族ぐるみのつきあいとなります。 バスはリバティにとって、良い夫であり良い父親ですが、妻の知らない別の顔がありました。 バスは昔、情事の赤裸々な場面を盗み撮り、その写真で恐喝して金銭を得ていたのです。 その恐喝相手の一人に金持ちの息子だったチャンドルがいました。 チャンドルと恋人の写真で恐喝しようとしていたところ、 チャンドルは親の密輸犯罪の連帯責任を負って逮捕され収監されてしまいました。 バスはギータと会い、この時の恋人がギータであると確信し、当時の写真でギータを恐喝します。 夫ラビィに昔の恋人との過ちを知られたくないギータは、要求されるままに金を渡すしかありませんでした。 間の悪いことに、ラビィは運転手として、出所したチャンドルを雇います。 バスからの度重なる金銭の要求と、チャンドルとの再会によりギータの精神は追い詰められ、階段から落ちて入院します。 一方、チャンドルにギータの今の幸せを壊す気持ちは全く無く、 バスの恐喝を止めさせようと、ギータの家から出てきたバスと口論から殴り合いになります。 ここで、ラジニのアクションシーンがあります。ただのケンカですね。 また、チャンドルがバスの暗室からネガを盗もうと忍び込んだときに、アクションがあります。 ここで、夫バスが親友ギータを恐喝してたことを知ったリバティは怒り、娘と焼身自殺しようとします。 バスはそれを止めるため、ネガを廃棄し、妻に心から謝り許しを乞います。 病院で意識を取り戻したギータは今までのことを告白します。 ラビィはチャンドルのことを知っていたと教え、家族3人仲良く家にもどります。 ラジニは、恐喝して金銭を要求する小悪党っぷりが良いです。 初アクションもあります。 妻リバティは、ギータの過去を知っていますが他人に話すことなどしない真面目な良い人です。 ラジニが恐喝に使っていた写真ですが、ちょっと顔が近くて抱き合ってるのかな?程度の写真です。 ただ、画面に映せないだけで、恐喝するくらいなんだから決定的な写真もあるのかな?と推測しました。 1976年と古い映画なので、当時インドの上流階級で女性は貞淑を求められていたのだろう思いました。 (2021/01/20) |