Agneepath


Agneepath(炎の道)
1990.02.16 ヒンディー語 DVD
英語字幕
監督:Mukul Anand 出演男優:Amitabh Bachchan、Muthun Chakraborty、Danny Denzongpa
出演女優:Neelam、
音楽:Laxmikant Pyarelal
あらすじ:
学校長のディナナット(Alok Nath)は村のためにいろいろと尽力していた。
それを良く思わなかった村のギャング、ドリンカーラオ(Goga Kapoor)と、
そのボス、カンチャチーナ(Danny Denzongpa)におとしめられ、
村人にリンチされ殺されてしまった。
ディナナットの妻とその子供達は村にいられなくなり街へ出た。
父を亡くした母子にとって、街での暮らしは大変だった。

25年後、ディナナットの息子ビジャイ(Amitabh Bachchan)は、
新しいギャングのボスにのし上がっていた。
以前から街を治めていた4人のボスは、ビジャイを疎ましく思い、結託して殺そうとした。
一度は4人の銃弾に倒れたビジャイだが、
たまたま通りかかったココナッツ売りのクリシュナン(Muthun Chakraborty)によって、
病院へ運ばれ一命を取りとめた。
ビジャイの母はそんな息子の生活を嫌い、更生するよう願っていた。
その思いに反して、ビジャイはさらにギャングの抗争へ身を置いていく。

そして、敵対するボス達を次々と殺していくなかで、
父を殺したドリンカーラオと、そのボス、カンチャチーナと対峙する。
感想:
「ゴットファーザー」のようなギャングの闘争もので、話の展開もはやく、とても迫力のある映画でした。
銃撃戦だけでなく、母の思いやビジャイの苦悩など、色々あって見ごたえがあります。

主人公ビジャイ役のアミタブは、始終押し殺したような低い声でしゃべってます。
それだけでも、ビジャイは大変な思いをして生きてきたんだなぁと感じさせます。
ギャングの抗争の中に身をおきながらも、正しい警察官を助けるなど、
心根の良いやさしいところもあって、とても良かったです。

血なまぐさく、暗くなってしまいがちのストーリーの中で、
ミトゥン・チャクラヴァルティー演じるココナッツ売りのクリシュナンの存在が、上手く息抜きになって楽しませてくれました。
ミトゥンはこの演技で、フイルムフェア賞助演男優賞を受賞しています。
(2009/10/18)
評価 ★★★★☆ 見ごたえのある、すばらしい映画です。おすすめ!!
ダンス度 ★★★☆☆ アミタブは踊ってません。ミトゥンが頑張ってます。

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