Asoka


Asoka
2001.10.26 ヒンディー語 DVD
英語字幕
監督:Santosh Sivan 出演男優:Shahrukh Khan、Ajith Kumar、Rahul Dev
出演女優:Kareena Kapoor
音楽:AnuMalik Sandeep Chowta
あらすじ:
紀元前3世紀、現オリッサ地方にあるマガタ国、マウリヤ王朝時代。
第二皇帝ビンドゥサーラは領土を広げるため多くの戦を起していた。
その戦いに側室の子、アショーカ(Shahrukh Khan)は
出陣し数々の勝利を収めていた。
しかし、正室の子スシーマ(Ajith Kumar)は、
そのアショーカの成功を嫉み、暗殺しようと企んだ。
暗殺は失敗しアショーカは無事だったが、
この状態を憂いマガタ国を離れることにした。

独り旅をしていたアショーカは、隣国カリンガで
美しい女性カールバァキ(Kareena Kapoor)と出会う。
実はカールバァキはカリンガ国の王女で、
弟の王子アルヤンと供の護衛ビーマ(Rahul Dev)と
ともに内乱から逃れ隠れ暮らしていた。
アショーカとカールバァキは惹かれあい愛し合うようになる。
そこに、マガタ国から使者が現れ、母が重病であると告げる。
それを聞いたアショーカは、カールバァキに再び戻ることを約束し
マガタ国へ帰っていった。

約束どおり、カリンガ国へ戻ってきたアショーカは、
カールバァキとアルヤンが追っ手に捕まり殺害されたと知らされた。
しかし、本当に殺害されたのは身代わりとなった姉弟だったが、
そうとは知らないアショーカは失意の中
マガタ国へ帰り、自ら望んで戦いの日々へ戻るのだった。
感想:
シャールクカーンとジュヒーチャウラーのプロデュースによる、
インド亜大陸をほぼ統一した、マウリア王朝第3代アショーカ王の半生を描いた映画です。

戦闘シーンはスケールも大きくすばらしいものでした。
特に最後のカリンガ国との戦いは圧巻でした。

映画の中盤で、アショーカとカールバァキのラブストーリーが、とても長く、飽きてしまいました。
この部分はあっさりと半分くらいの長さでも十分だったのではないかと思います。
アショーカ王はいろいろな伝説が残っているらしいので、
そういった部分をもっと多くみたかったです。
インド映画は涙あり笑いあり、ラブストーリーにアクションとのテンコ盛りが良い所ですが、
こういった歴史的なものは、もっとシンプルに歴史を描いた
インド版「アレキサンダー」みたいな歴史スペクタル巨編をみてみたいです。

ただ、アショーカ王の話はインド人にはとても有名なので、
この映画では、別の角度から撮ったアショーカ王を表したかったのかもしれません。

紀元前の話なので、インドではどんな服装をしていたのかとワクワクしてみたのですが、
現在ラジニの映画でみるようなサリーやクルターなどの民族衣装と
そんなに大きな違いが無いような印象を受けました。
特にカリンガ国でのシャールクは、髪型から服装まで、
現代ものと大して変わらないように感じました。

アショーカ王について詳しくは以下のサイトでご確認ください
ウィキペディアフリー百科事典:アショーカ王
(2007/11/30)
評価 ★★★☆☆ 戦闘シーンはすばらしい。必見です。
ダンス度 ★★★☆☆

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