Department(部署) | ||||
2012.05.17 | ヒンディー語 | DVD 英語字幕 |
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監督:Ram Gopal Varma | 出演男優:Rana Daggubati、Amitabh Bachchan、Sanjay Dutt 出演女優: |
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音楽:Dharmam Sandeep、 Bappa Lahir、Vikram Nagi |
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あらすじ: 警察官のシヴ(Rana Daggubati)は、拳銃のスペシャリストだ。 上司のマハーデーヴ(Sanjay Dutt)に、その腕を買われ、 「デパートメント」と呼ばれる部署に引き抜かれた。 この「デパートメント」は、警察の特殊部門で、 法律では対処できないマフィアなどアンダーワールドの悪を撲滅する組織だった。 その仕事の中で、シヴは大臣のサルジェーラオ(Amitabh Bachchan)の命を救った。 シヴは大臣と付き合うようになり、 そこから、上司のマハーデーヴがマフィアと密通していることを知り、ショックを受けた。 しかし、シヴはその後、 政府とアンダーワールドとの繋がりまで知ることになるのだった。 |
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感想: 主人公のシヴは、最初の方は、悪い人には容赦なく発砲するけど、 正義感が強い真っ直ぐな警察官でしたが、 大臣と出会ってから、いろいろ深いところまで知り、 最後は、政府とアンダーワールドの繋がりから抜け出せない状態になりました。 「勧善懲悪」からほど遠い内容で、観終わってもすっきりしないです。 私には向かないと思いました。 ただ、こういった善と悪の関係が表裏一体という内容の話はアリかなと思います。 アクションは主人公のシヴは拳銃が中心でした。 サンジャイの方は相手を投げ飛ばしてガラスが割れたりして、 派手な感じがして良かったです。 動きはスローモーションになってましたけど(笑)。 主なダンス付きの挿入歌は、マフィアを追ってクラブに入ったときの2回と、シヴの結婚式でありました。 その他、敵を追ったり、敵の状況を見せながらの挿入歌もありました。 1曲目の「Dan Dan Cheeni Shoot Mix 」は、 ラジニーカーント主演のタミル語映画「Adutha Varisu」(1983年)のラジニ登場シーンの曲のリミックスです。 踊っていた女性がとても妖艶でした。 「Adutha Varisu」のラジニは元気よくノリノリで踊っているので楽しい曲です。 また2度目のクラブでの曲「Thodi Si Jo Pee Li Hai」は、とっても太った男の人が歌って踊ってます。 出だしは違いますが途中から、アミタブ主演のヒンディー映画「Namak Halaal」中の曲になります。歌詞もそのまま同じようでした。 「Namak Halaal」では、アミタブの育ての親がホテルに勤めたアミタブを心配し分からないように変装して見に来るのですが、 それがアミタブにばれて、アミタブは酔っ払ったり女の人と遊んでみたりで、 逆に心配させるような行動をとってからかっていて、とても楽しいです。 シヴの結婚式でサンジャイとアミタブが踊る「Kammo」曲もどこかで聴いたことがあるような気がするので、 これも何かの映画の曲のリミックスかもしれないと思いました。 (2012/11/15) |
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評価 | ★★★☆☆ | |||
ダンス度 | ★★★★☆ | 「Dan Dan Cheeni Shoot Mix 」はラジニ映画「Adutha Varisu」(1983年)の曲のリミックス |