Jodhaa Akbar | ||||
2008.02.15 | ヒンディー語 | DVD 英語字幕 |
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監督:Ashutosh Gowarikar | 出演男優:Hrithik Roshan 出演女優:Aishwarya Rai |
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音楽:A.R.Raghuman | ||||
あらすじ: ムガル王朝、第2代皇帝フマーユーンの死後、 1556年に若くして即位したジャラールッディーンは、 デリーとアーグラーを占領したへームーを、 将軍バイラム・カーンの庇護の下、第二次パーニーパトの戦いで破った。 そうして、立派な若者に成長したジャラールッディーン(Hrithik Roshan)は、 戦争を繰り返し、支配領域を拡大していった。 近隣国である、アーメール王国の国王バールマル(Kulbhushan Kharbanda)は、 ムガル王朝と手を結ぶため、娘ジョダー(Aishwarya Rai)との結婚を申し込んだ。 この政略結婚を嫌っていたジョダーは、結婚に際して2つの条件を出した。 ヒンドゥー教を信仰することを認めることと、クリシュナ寺院を宮殿内につくることだった。 イスラム教徒のジャラールディーンはそれを受け入れ、結婚することとなった。 最初はジャラールディーンを良く思わなかったジョダーだが、 次第に心を開くようになっていく。 そうした中で、ジャラールディーンは、 事実上の実権を握る宰相アトガー・カーンや、 乳母の息子で悪行を働いたアドハム・カーンを殺害し、 王としての権力を手に入れた。 また、税制の改善をするなどして民衆からも好かれ、 皆から偉大な王、「アクバル王」と称えられるようになった。 そこに、アクバルの妹の夫シャリーフッディーン(Nikirin Dheer)によって、 暗殺者が送り込まれた。 シャリフッディーンはアクバルに反乱し、全インドの支配をもくろんでいた。 このため、アクバルとシャリフッディーンは戦う事となった。 |
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感想: 第3代ムガル皇帝、ムガル王朝の最盛期を築き上げたイスラム教徒の王様、アクバル大帝の青年期の話です。 インドの歴史に詳しくないので、時代は「インドの戦国時代!」と大雑把に解釈して見ました。 大砲での攻撃や、象が出てきての戦争シーンは見ごたえがありました。 また、宮殿内の競技場で、リテック・ローシャンが象と格闘する場面もあって、興味深かったです。 リテック・ローシャンの鍛え抜かれた体がすばらしく、かっこよかったです。 中盤、ジョダーとの結婚式後のラブストーリーや、 嫁姑(アクバルの乳母との)の確執といった話の展開のところで、 ちょっと飽きてしまいました。 最後の戦争では、王様同士、1対1の格闘にて決着してます。 それってありえないんじゃないと思いつつも、2人ともすばらしい動きでとてもよかったです。 アーグラー宮殿に戻ったアクバルは、ジョダーがインドの王妃であることと、 ヒンドゥー教とイスラム教のムスリムの調和を国民に向け宣言します。 広大なインド、今も昔も宗教問題は大変だったのだなぁとこの場面からも感じました。 ダンスシーンは少なく、民衆から「アクバル王」とたたえられる場面で、お祭りのような華やかな踊りがあるものの、 王様、お妃様2人とも踊ってませんでした。 ストーリー展開から、王様お妃様の踊りは必要ないとの判断は理解はできますが、 インド映画のダンスシーンが大好きな私にとっては、主人公2人の踊りが見られないことは残念でした。 アクバル王について詳しくは以下のサイトでご確認ください ウィキペディアフリー百科事典:アクバル王 (2009/10/18) |
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評価 | ★★★☆☆ | 第3代ムガル皇帝、ムガル王朝の最盛期を築き上げたアクバル大帝の青年期の話 | ||
ダンス度 | ★★★☆☆ | 主人公2人は踊ってません。 |