Love in TOKYO | ||||
1966.??.?? | ヒンディー語 | DVD 英語字幕 |
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監督:Pramod Chakravoty | 出演男優:Joy Mukherjee、Madan Puri、Pran 出演女優:Asha Parekh、Lalita Pawar |
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音楽:Shanker Jaikishan | ||||
あらすじ: 東京に住む少年チコは、インド人の父親と日本人の母親が亡くなったため、 孤児となってしまった。 そこで、身寄りの無くなったチコを、 インドから叔父のアショカ(Joy Mukherjee)が迎えにやってきた。 日本育ちのチコは、インドへ行くことを拒み、アショカのもとから逃げ出してしまう。 一方、日本でインド舞踊を披露していたアシャ(Asha Parekh)は 叔父(Madan Puri)にすすめられプラン(Pran)と婚約することになった。 どうしてもプランを好きになれないアシャは、叔父の元から逃げ出してしまった。 逃げる途中でアシャとチコは出合い、お互いの境遇を感じ、共に逃げることになった。 しかし、チコはアショカに見つかってしまい、 チコ、アシャ、アショカの3人は一緒に行動することになる。 婚約者プランはアシャを探し、結婚を強要するのだった。 |
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感想: 日本で撮影したインド映画として有名なので、興味を持ちました。 この映画の挿入歌「さよなら」が流行ったため、 「さよなら」という日本語はあいさつ言葉として、インドでよく知られているそうです。 全体的にコメディタッチの映画で、ラブロマンスや、ヘリでの空中アクションがあり、 しかも東京が舞台でしたので、とても楽しく鑑賞できました。 アショカの友人マヘッシュ(Mehmood)が水着を着て温泉(銭湯?)に入るシーンや、 芸者の格好をして、恋人の父親を酔い潰すところなど、 日本の風習などが面白く誇張されていて楽しかったです。 日本を舞台にしていることもあって、オープニングからいろいろ日本を紹介しています。 撮影場所も羽田空港や高速道路、銀座、東京駅など、 その当時(東京オリンピック頃)の東京を見ることができて興味深いです。 「in Tokyo」という題名に限らず、東京以外の日本各地の有名な観光地や遊園地などもいろいろ写っています。 DVDジャケットには厳島神社が使われていますが、 羽田空港を出てすぐの場所のはずなのに、なぜか厳島神社にワープしていました(^^)。 インド人には、赤い鳥居が日本ぽく感じられたのでしょう。 ヘリコプターで東京上空を飛ぶシーンでは、高層ビルの少なさに時代の流れを感じました。 他に、ボーリング場では「愛しちゃったのよ〜♪」、アショカとアシャの港のシーンでは「君といつまでも」などが BGMとして使われていたのも、その時代を感じます。 映画の内容もさることながら、こういった昭和の懐かしい景色を大いに楽しみました。 (2010/02/06) |
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評価 | ★★★★☆ | 日本で撮影した映画。コメディも多く楽しいです。 | ||
ダンス度 | ★★☆☆☆ | 挿入歌「さよいなら」が有名。日本の懐かしい景色を楽しめます。 |