Umrao Jaan (踊り子) |
||||
1981.??.?? | ヒンディー語 | DVD 英語字幕 |
||
監督:Muzzaffar ali | 出演男優:Farooq Sheik、Raj Babbar 出演女優:Rekha、 |
|||
音楽:Khayyam | ||||
あらすじ: 19世紀半ば、ウムラーオ(Rekha)は幼い頃誘拐され インド北部ラクナウの花街に売られ、踊り子として育てられる。 そこで、貴族の息子ナワーブ(Farooq Sheik)と出会い、 と恋仲となるが、結局仲を裂かれる。 その後、現れたファイズ(Raj Babbar)に連れられ、 娼館を逃げ出すのだが・・・ *インドの踊り子と言えば、日本の芸者や舞妓にあたる。 この映画はウムラーオ・ジャーンという美しい名妓の運命を、 19世紀の歴史とからませながら描いたMuzzaffar ali監督作である。 81年インド「フィルム・フェア」誌映画賞・監督賞 82年インド国家映画賞・主演女優賞 (インド映画娯楽玉手箱・インド映画完全ガイドブック/キネマ旬報社 からの写し) |
||||
感想: コメディもアクションも無いので、この手の映画は基本的に苦手なのですが、とっても感動してしまいました。 いろんな映画賞を取っていることも、納得です。 踊り子の映画ということで、インドの古典舞踊が堪能できるかも、と思っての購入です。 南のバラタナティヤムとはまた違う、北の踊りカタックを楽しめました。 踊りのほとんどはレーカーが一人で踊っています。 レーカーはとても美しく、踊りもすばらしいです。 歌声もとても合っていて、本人が歌っているとつい錯覚してしまいます。 (インド映画の歌は、プレイバックシンガーが歌っている。) また、ウムラーオの運命がかわいそうで、せつなくなってしまいます。 終盤の母、弟との再会なんて、一緒に泣いてしまいそうです。 弟の態度は酷いけど、時代も古い時の話だし、身分など差別の多いインドだから、 それは当然の態度なのかもしれないと思うと、よけいウムラーオがかわいそうでした。 最後の鏡に映ったウムラーオの姿が、凛としていて素敵でした。 ウムラーオにかなり感情移入して見てしまいました。 (2007/02/25) |
||||
評価 | ★★★★☆ | 感動しました。 | ||
ダンス度 | ★★★☆☆ | レーカーの踊りがすばらしい。 |