↑画像はラジニ映画の挿入歌 (ダンスシーン)を集めたDVD。 |
1950年12月12日生まれ。南インド、タミルナドゥ州を中心に活躍する俳優。 マドラス映画学校時代に、タミル映画界の巨匠K.バーラチャンダルに見出され、 彼の作品1975年の「Aboorva Ranagangal(奇妙なラーガ)」で映画デビュー。 初期の作品「16 Vayadhinile(16歳の頃)」(77)ではヒロインを襲う村のチンピラ役、 「Avargal」(77)では陰険な夫役と、悪役を演じることが多かった。 初のヒーロー役は「Bhairavi」(78)で、妹を殺した御主人様に復讐する役。 その後「Mullum Malarum(とげと花)」(78)や「Billa(ビッラー)」(80)などのヒットにより、トップスターとなった。 さらに「Pokkiri Raja(やんちゃな王様)」(82)、「Moondru Mugam(3つの顔)」(82)などのヒットで 「スーパースター」としての座を確実なものとする。 親が映画関係者でない者がスター俳優になることは、インドではほぼあり得ない。 そのことを、タミルナドゥの人々はよく知っているからこそ、 ラジニカーントのことを、「スーパースター」とか、「タライバル(タレイバル)=指導者」と呼んでいる。 日本で公開された映画は「ムトゥ 踊るマハラジャ」(95)、「ヤジャマン」(93) 「ダラパティ」(91)、「バーシャ」(95)「アルナーチャラム」(97)「パダイヤッパ」(99) 「チャンドラムキ」(05)など。(2006/11/01) |