Andhavan


Andhavan
2000.05.?? タミル語 VCD
字幕なし
監督:Dilip Sankar 出演男優:Rajinikant、Aamir Khan、Isharat Ali
出演女優:Juhi Chawla
音楽:BappiLahari
あらすじ:
両親を殺された少年ムスタファーは、
その犯人を殺害し両親の仇を討った。
そして、村から大都会ボンベイへと逃げてきた。

以下「Aatank Hi Aatank」と同じ。
ラジニの役名はムスタファー。
感想:
Aatank Hi Aatank」(95)のタミルバージョン。
ラジニ中心のストーリーに編集されています。

ヒンディーバージョンの 「Aatank Hi Aatank」には無い、
ムスタファーの少年時代の話、
狙撃された養父のマフィアのボスが退院してきてムスタファーと会話する場面、
逃避地でAamir Khanが銃撃され、そこでできた恋人が代わりに殺される場面などがありました。

オープニングソングが違うものになっていて、コブラがラジニの顔になるCGがはいってました。
結婚式ソングでは歌詞のなかに「パダヤッパ♪パダヤッパ♪」と入っています。
ムスタファーの恋人が発表会で踊る場面では、踊りの合間に
本編のラジニ出演場面が使いまわされて、ちょこちょこ入ってきます。

ラジニが歩いたり、手を上げたりするちょっとした場面での効果音が
ヒンディーバージョンよりも派手なものになっていたり 、
ちょっとしたBGMに「Pandiyan」(92)の曲や、「Padayappa」(99)の曲が使われていました。

それに、こちらではムスタファーは死にません。
最後の方はAamir Khanと協力して敵をやっつけているようですが、
Aamir Khanとラジニが一緒に画面に出ることはありません。
この場面では台詞が無くて、挿入歌と効果音が入っているだけです。
今まで、銃で相手を倒していたラジニが、ここでは素手で敵を殴り倒していきます。
映画としては、元々ヒンディーバージョンにはないラジニのアクションを入れたためか、
最後はどたばたで、無理に編集している感じです。
ヒンディーバージョンもあまり良い映画とは思えなかったけど、さらに粗悪に感じました。

このタミルバージョンはだいぶ前に購入していて、終わり方に疑問を持っていたのですが、
ヒンディーバージョンと見比べて、ヒンディーではラジニを殺せても、
タミルでは殺せないんだなぁと納得しました。
比較すると、ラジニの扱いの違いがいろいろ見て取れて楽しいです

また、ヒンディーバージョンにあった、Aamir KhanとJuhi Chawlaのラブソングが1曲なくなってました。
(2008/01/28)
評価 ★☆☆☆☆ Aatank Hi Aatank」のタミルバージョン
ラジニ度 ★★★☆☆ コブラがラジニの顔になるCG!
ダンス度 ★★☆☆☆ ラジニのアップの使いまわしが。。。
アクション度 ★★★☆☆ なぜか、最後は素手でぶちのめしている。。。

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