Bhuvana Oru Kelvikkuri | ||||
1977.09.02 | 言語:タミル | 監督:S.P.Muthuraman | 出演者:ラジニ、シヴァクマール | |
感想: シヴァクマール(ナーガーラージ)とラジニ(サンバル)は、シャツなどの洋服を行商しています。 シヴァクマールの方が商才があり、いつもラジニより売り上げが良いようでした。 ラジニは平凡ですが、恋人ラジーと結婚し幸せに暮らすという夢がありました。 しかし、ラジーは暴走した牛に追いかけられ、井戸に落ちてしまいます。 ラジニは井戸に助けに入りますが、残念ながらラジーは死んでしまいます。 このショックで自殺しようとしたラジニを、シヴァクマールは止めます。 そして、ラジニはシヴァクマールの下で働くことになります。 シバクマールとラジニは、遠くの街で商品を売るため、たくさんの服やサリーを持って、電車に乗ります。 この電車のボックスでビベイクと乗り合わせます。 ある駅で電車が止まり、ビベイクが飲み物でも買おうと外に出たところ、 心臓病か何かで死んでしまいます。 このビベイクは大金を所持しており、 シヴァクマールは、ビベイクが死んだことを知ると、そのお金を盗みます。 このお金を元手に、シヴァクマールは行商を止め、店を開きます。 そんなシヴァクマールの所にビベイクの妹スミタラ(ブバナ)が訪ねてきます。 ブバナは、兄がお金を持っていたはずだと思い、兄の荷物を探すのですが、 シヴァクマールは上手く言い逃れます。 そして、次第にブバナと仲良くなり、恋人となります。 ブバナは妊娠し、シヴァクマールに結婚を迫ります。 しかし、シヴァクマールは、 以前から服などを仕入れていた大きな店の娘とも良い仲になっており、 自分の店を持ったことで、こちらのお金持ちとの結婚話も進んでいたのでした。 結局、シヴァクマールはお金持ちの娘を選びます。 ブバナは子供を下ろすことも嫌がったため、ラジニが結婚して、面倒を見ることになります。 数年経ち、シヴァクマールには子供が出来ませんでした。 そして、自分の子供でもあるブバナの子バブを、引き取り育てたいと思うようになるのでした。 バブが病気で薬が必要になった時、 シヴァクマールは自分が持っている薬をあげる代わりに、バブを渡すよう要求するのでした。 しかしラジニはシヴァクマールの要求は断り、苦労してその薬を買い求めバブは助かりました。 ラジニは、心臓の病気があったみたいで、 薬を買う途中、自動車が追突しそうになり、急ブレーキを踏んだことで、 胸を強く打ち、その後しばらくして死んでしまいます。 このラジニは、平凡ですが、とても良い人でした。 ラジニが良いことを言ってそうな場面がいくつかあるのですが、 字幕無しなので、何と言っているのか全く分からないのが残念でした。 でも、ストーリー展開などは分かりやすかったです。 この映画の挿入歌の場面が一部「Adhisaya Piravi」で使われています。 |