Bulandi | ||||
2000.01.07 | ヒンディー語 | DVD 英語字幕 |
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監督:T.Rama Rao | 出演男優:Rajinikant、Anil Kapoor、Shakti Kapoor 出演女優:Rekha 、Raveena Tandon |
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音楽:Viju Shah | ||||
あらすじ: 村は、タークル一家によって統治されており、村人達は皆、 タークル家の長であるダルマジ・タークル(Anil Kapoor)の決定にしたがっている。 タークルには歳の離れた弟達、 アルジュン(Anil Kapoor)とムーク(Harish)がいた。 この弟達2人も、タークルの言葉を絶対とし、したがっていた。 アルジュンは、都会育ちのお金持ちの娘ミーナ(Raveena Tandon)と結婚した。 ミーナは都会との生活の違いに反発するも、村の生活を受け入れていく。 そんな時、新しく来た女教師がアルジュンのことを誘惑した。 そして、アルジュンに強姦されたと遺書を残し、自殺してしまった。 タークルは、この弟を裁かなければならないことで、心を痛めるのだった。 しかし、この女教師の自殺は、いとこのジャガナート(Shakti Kapoor)の陰謀で、 18年前のタクールの父(Rajinikant)の判決を逆恨みしたものだった。 |
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感想: タミル映画「Naattaamai」(94)のリメイク。 ストーリーはしっかりしてるし、踊りも華やかです。 特に、タークルの妻役のレーカーの踊りは、まさしくインドの踊りといった感じで、すばらしかったです。 アクションは、マーケットで暴漢が暴れているのをアルジュン(Anil Kapoor)がやっつけたり、 ホーリー祭りのイベントとしての決闘などがありました。 アニル・カプールが1人2役で、大地主タークルとその弟アルジュンを演じていますが、 タークルのときは威厳があまり感じられないし、 アルジュンは普通すぎてもう少し工夫が欲しいと思いました。 1人2役の映画の場合、その役者がどのように2役を演じ分けるかも見所のひとつだと思います。 このアニル・カプールの演技は演じわけがイマイチだったので、かなりマイナスポイントでした。 アニル・カプールの登場シーンが足のアップからだったり、 コメディの人Paresh Rawal(父親が女好きのために嫁探しに苦労する村人役)の 登場シーンが手やブーツのアップからで、大げさな効果音付きだったりと、 かなりもったいつけていて、ラジニ登場を期待させる演出がいくつかありますが、ラジニはなかなか登場しません。 ラジニは、タークルがアルジュンを裁かなければならなくなった時に父親を回想する場面で、やっと登場します。 出演時間はだいたい20分くらいでした。短いです。 ラジニが少し動くだけでも、やたらと効果音が入っています。 「Yejaman」の肩にかけた布アクションに、「Arunachalam」の腕輪、葉巻をふかす姿と とにかくとてもカッコイイです。 それに「Baasha」のキメ台詞と同じ内容の台詞、 「私が1回言ったことは、100回言ったと等しい!」があって、最高に良いです。 私が見たいと思っているラジニカーントがここにありました。 壁にかかったラジニの絵も迫力があって、 最後、隣に飾られた、アニル・カプールの絵がかわいそうになってしまうくらいです。 全く同じ内容のテルグ映画「Peddarayudu」(95)でも、ラジニは同じ役を演じています。 (2008/02/20) |
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評価 | ★★★☆☆ | タミル映画「Naattaamai」(94)のリメイク。村を治める一家の長の苦悩。 | ||
ラジニ度 | ★★★★★ | 「Yejaman」の肩の布アクションに、「Arunachalam」の腕輪、「Baasha」のキメ台詞 | ||
ダンス度 | ★★★★★ | レーカーがすばらしい。若い子には負けません。 | ||
アクション度 | ★★★☆☆ | ラジニ出演の影響か、効果音はラジニ映画そのもの。 |