Pedaraayudu


Pedaraayudu
1995.06.15 テルグ語 DVD
英語字幕
監督:Raviraja Pinisetty 出演男優:Rajinikant、Mohan Babu、Anantharaj
出演女優: Soundarya、Banupriya、Subhasri
音楽:Koti
あらすじ:
村は、大地主ラユドゥ一家によって統治されており、村人達は皆、
ラユドゥ家の長であるペーダラユドゥ(Mohan Babu)の決定にしたがっている。

ペーダラユドゥには歳の離れた弟達、
ラジャ(Mohan Babu)とバブがいた。
この弟達2人も、ペーダラユドゥの言葉を絶対とし、したがっていた。

ラジャは、都会育ちのお金持ちの娘バラティ(Soundarya)と結婚した。
バラティは都会との生活の違いに反発するも、村の生活を受け入れていく。

そんな時、新しく来た女教師(Subhasri)がラジャのことを誘惑した。
そして、ラジャに強姦されたと遺書を残し、自殺してしまった。
ペーダラユドゥは、この弟を裁かなければならないことで、心を痛めるのだった。

しかし、この女教師の自殺は、いとこのブパティ(Anantharaj)の陰謀で、
18年前のペーダラユドゥ父、パパラユドゥ(Rajinikant)の判決を逆恨みしたものだった。
感想:
タミル映画「Naattaamai」(94)のリメイク。
リメイク元が同じなので、ヒンディー映画「Bulandi」(2000)と全く同じ内容。
華やかさには欠けますが、こちらの映画のほうが良かったです。

ペーダラユドゥが、ラジャを裁かなければならなくなった時に、
父親を回想する場面で、ラジニはやっと登場します。
出演時間はだいたい20分くらいです。
Bulandi」ほどではありませんが、ラジニの動きに合わせて、効果音が入っています。
Yejaman」の肩にかけた布アクションに、「Arunachalam」の腕輪、葉巻をふかす姿と
こちらでも、とにかくとてもカッコイイです。
この映画は「Arunachalam」よりも以前のものなので、
大地主様に代々伝わる黄金の腕輪は、こっちがオリジナルかもしれません。
公開時期は「Baasha」よりも後ですが、さすがに「Bulandi」にあった「Baasha」のキメ台詞はありませんでした。
この回想シーン以外にも、オープニングなどに、
ちょこちょこラジニの映像が使われているのも嬉しいところです。

主人公2役を演じるMohan Babuは、皆に尊敬される大地主らしい演技でしたし、
ラジャの時のアクションシーンも楽しかったです。

ペーダラユドゥ(Mohan Babu)の妻、ラクシュミはBanupriya(「ダラパティ(Thalapathi)」のパドマー)、
いとこのブパティはAnantharaj(「バーシャ(Baasha)」でマニカムや家族を痛めつけたヤクザ)、
お色気、女教師はSubhasri(「ムトゥ(Muthu)」のパドミニ)と、
主人公以外の配役も、とても嬉しいもです。

そして、なんといってもヒロインの、サウンダリア(Soundarya)がとても良いです。
Arunachalam」でのツンデレっぷりは、この映画でも健在です。
笑顔はもちろんですが、泣いてもカワイイ!怒ってもカワイイ!!とにかくカワイイ!!!
都会育ちのお嬢様で田舎の風習に反発する、この役は最高に似合ってました。

ダンスシーンは「Bulandi」ほど華やかではありませんが、
南らしいダンスで、とても良かったです。
(2008/06/04)
評価 ★★★★☆ タミル映画「Naattaamai」(94)のリメイク。ヒンディー映画「Bulandi」(2000)と全く同じ内容。
ラジニ度 ★★★★★ 大地主様ラジニ。効果音ばっちりでカッコイイです。
ダンス度 ★★★★☆ サウンダリアがとにかくイイ!!
アクション度 ★★★★☆ マーケットでの大乱闘。

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