Dharmadorai


Dharmadorai
1991.01.14 タミル語 VCD
字幕なし
監督:Rajasekar 出演男優:Rajinikant、Madhu、Charanraj
出演女優:Gowthami 、Vsiahnavi
音楽:Ilayaraja
あらすじ:
ラージャドライの娘、アイシュワリアは、身分違いの恋愛を反対され駆け落ちした。
ラージャドライとその弟ラーマドライは追っ手を差し向け、
銃で脅し娘を取り返そうとするが、
ダルマドライ(Rajinikant)の姿を見ると逃げ出していった。
実はダルマドライは、ラージャドライとラーマドライの兄だった。

ダルマドライの妻パールヴァティ(Gowthami)の話によると、
ダルマドライ達3人兄弟は、父親と田舎の村で暮らしていた。
長男のダルマドライは、父親と共に、畑仕事や家の切り盛りをしていた。
弟2人は都会に出たがったが、父親は反対していた。
そんな弟達のためにダルマドライは借金をし、都会へと送り出してやる。
しかし、弟達は都会で悪の道へと進み、
そのためダルマドライの人生は狂っていく。
感想:
今年、4月に発売される「踊る!スーパースター ラジニカーント DVD-BOX」の中に
「ダルマドゥライ踊る!鋼の男」があり、もちろん、DVD−BOX予約しました。

今回はこれを機に我慢できず、手持ちのVCDをまた観てしまいました。
日本語字幕付きで観たら、感想評価が変わるかもしれませんので、その時は修正したいと思います。

歩いてくる足元からの登場と、それに続くアクション、
ラジニらしい登場シーンで最初からワクワクしました。
オジサン(他サイトでは初老との記述も)ラジニの、人を寄せ付けないような雰囲気もカッコイイです。

ストーリーの大半は、パールヴァティ(ゴウタミ)の回想になります。
ダルマドライ(ラジニ)とパールヴァティ(ゴウタミ)のコメディはとても楽しかったです。
特に「アッパーアッパー」と連呼して逃げるラジニは、シグサがなんとも面白かったです。

この村のシーンで、「カバティ」(インドやバングラデッシュの国技)を見ることが出来ます。
この競技、「カバティ、カバティ〜」と息の続く限り連呼しながら、相手のコートに入り、
相手をタッチし、自分のコートに戻ると得点になるらしいです。
ラジニの勝ち方は、裏技っぽくもありますが、なかなか面白いです。

また、ラジニが野菜の入ったカゴを担いで家に入ってくるシーンで、少しだけど、
「ムトゥ」でもおなじみの挿入歌(普段の俺はホトケだが〜♪)「Murattu Kalai」(80)を歌っています。

中盤から後半、都会に出た弟達はどんどん悪の道へ進んでいって、
それによってダルマドライ(ラジニ)の人生は犠牲になっていくのだけど、このあたりが見ていて辛いです。

田舎者を馬鹿にするシーンがありましたが、
都会の生活を良しとする傾向が、その頃のタミルであったのだろうか、と思いました。

弟達のためにお金を借りた時や、父親との会話、弟の結婚をまとめる時、そして最後と
良いことを言ってそうなシーンが沢山あるので、その台詞が分かるとまた感想が違うと思います。

特に、最後、弟達に何か語っているのですが、
その後に弟達がラジニの足跡の土(砂?)をとって額につける行動をとっているので、
絶対とっても良い事言ってるはずです。

このVCDを購入した時から、台詞の意味は気になっていたのですが、日本語字幕つきが今から楽しみです。
(2007/01/11)
「踊る!スーパースター ラジニカーント DVD-BOX」購入しました。
日本語字幕つき最高です!
想像していた以上に素晴らしかったです。
ダルマドライ(ラジニ)やその父親、
パールバティ(ゴウタミ)の台詞が心に響きます。
最後の台詞も最高で感動です。
何があっても弟達を思うダルマドライは聖人のようです。
弟達、悪いやつとは思っていましたが、台詞がわかるとさらに、
口ばっかりで感謝の心が無いところが強調されて、ほんとに悪すぎです。
最後の台詞を聞いても、心を入れかえないのではないかと、心配してしまいます。
ハッピーエンド感が薄いのですが、とっても良い事を言っていて感動したので、
評価を★3つから★4つへ変更しました。
(2007/06/20)
評価 ★★★★☆ ダルマドライの台詞は心に響きます。
ラジニ度 ★★★★★ ラジニらしい映画だと思います。
ダンス度 ★★★★★ Maasi Maasam♪
アクション度 ★★★☆☆ 年をとっても強いのです!

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