Nyayam Meere Cheppali


Nyayam Meere Cheppali
1985.??.?? 言語:テルグ 監督:G.Rama Mohana Rao 出演者:スマン、ラジニ
感想:
ラジニ主演の「Naan Sivappu Manithan」(85)タミルと同じ、
ヒンディー映画「Aajiki Awaz」(84)のリメイクです。

大学教授のスマン(プラサッド)が、殺された母と、
強姦されそれを苦に自殺した妹シャンティの復讐をするため、
マフィアの構成員を殺害していく話です。

タミル映画もこちらも字幕無しで観たのですが、
こちらの方が話は分かりやすかったです。
スマンもラジニと同じように拳銃で撃たれ怪我をしますが、背中をかすった感じでした。
また、同じように舞台で歌う場面があって、その挿入歌では、
タミルのラジニからは怒りを強く感じますが、こちらの、スマンは憂いや悲しみを強く感じました。

この映画にもラジニは出演していて、
このマフィアの構成員殺害事件の犯人を捕まえるべく呼ばれた、一癖ある敏腕刑事役です。
いつも何かお菓子のようなものを食べているのは、
タミルの敏腕刑事と同じなのですが、ラジニのほうが観ていて楽しいです。
タバコを吸う姿もかっこいいです。

事件の容疑者としてスマンを見張り尾行していく過程もタミルより分かりやすかったです。
ラジニはスマンを追って、マフィアの麻薬と武器密輸の取引現場に遭遇します。
ここでは、スマンを助け、一緒にそこにいたマフィアの構成員達を倒します。
タミルでは、この場面は主役のラジニ一人で解決していたので、
こちらのテルグの方が納得できます。
また、スマンを殺そうとやってきたマフィアの一員を捕まえる場面では、
車のフロントガラスを割ったりするアクションがありました。
タミルと同じようなアクションでも、ラジニの方がとても楽しいです。
スマンが自首した後の裁判では、ラジニも証言台に立ち、スマンに有利な証言をしたようでした。

同じ映画のリメイク作品とはいえ、見比べると、
こちらのほうがタミルの「Naan Sivappu Manithan」(85)より良かったです。

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