Padikathavan


Padikathavan
無学の男
1985.11.11 タミル語 VCD
字幕なし
監督:Rajasekar 出演男優:Rajinikant 、Shivaji Ganesan
出演女優:Ambika
音楽:Illayaraja
あらすじ:
歳の離れた兄ラジャセカル(Shivaji Ganesan)と、幼い弟2人、ラジャとラムは、仲良く暮らしていた。
兄は結婚したが、その妻はこの弟2人を疎ましく思っていた。
兄が家を空けたときに、妻は2人を追い出してしまう。
追い出された2人は、都市へ行き、そこで出会った人に保護され、
その人の家で生活をはじめる。
ラジャは一生懸命働き、弟ラムを学校に通わせるお金を稼いだ。
そして、ラジャ(Rajinikant)は成長し、タクシードライバーになった。
ラムは大学生になったが、お金持ちの一人娘マンジュと結婚し、家を出て行く。
また、マンジュの叔父は、その財産を狙いラムを悪の道へ誘い込む。
そんな中、ラジャにマンジュの父ベーダチャラムを殺した容疑がかかる。
その法定内で裁判官となったラジャセカルは、ラジャが弟だと判り、
裁判官を降り、弁護士としてラジャを助けるため奔走する。
感想:
アミダブ主演の「Khud-daar」のリメイク作品。
元作品同様に、コメディあり、アクションありで盛りだくさんの楽しい映画です。

映画冒頭で、シヴァ-ジ ガネーシャンは幼い弟達と料理を作ったり、とても楽しいのですが、
どうしてもパパに見えてしまいます。
マンジュ役はラムヤクリシュナ(パダヤッパのニーランバリ)です。台詞や出演シーンは少ないです。
また、ジャナカラージ(アルナーチャラムのパーン売り)が、バナナ売り役で出演しています。
悪役、マンジュの叔父さん(Jaishankar)は、アルナーチャラムでヴェーダワッリのパパ役の人です。
弟2人を追い出した妻(Vadivukkarasi)はアルナーチャラムのおばあちゃん役の人(パダヤッパではバズンダラのママ)です。

元映画と比べると、これは必要では?と思われる場面が何ヶ所かカットされています。
例えば、学生時代のマンジュがラムのことを好きだった場面や、ラムが悪の道に誘われていく場面、
同居している家の息子が、密輸中のトラック事故でケガをしてバナナ売りに助けてもらう等の場面です。
これらが、抜けているので、「Padikathavan」だけ見ていると、
マンジュとラムの結婚話がとても急な話に感じますし、ラムは最初から悪い弟のように感じていました。
同居している家の息子のケガも、ケガをした理由が分からなかったのと、
悪い組織とのつながりが、前半にあるカーチェイス(麻薬の輸送をしている車に同乗しているのをラジニにみつかる)
だけのように感じて、分かりにくかったです。
他にも細かい点を上げたら色々ありますが、アバウトな出来です。
どうもラジニ出演リメイク映画は、ラジニが出ているシーンやコメディシーン以外は、
映画の本筋に重要でも、短縮したりカットされたりしてしまうようです。

上の画像はVCDですが、この映画は好きなので、英語字幕つきのDVDも持っています。
(2006/12/07)
評価 ★★★★☆ いろいろ盛りだくさんで楽しい映画です。
ラジニ度 ★★★☆☆
ダンス度 ★★★☆☆
アクション度 ★★★★☆

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