ロボット


ロボット
原題:Endhiran the Robot
2012.05.12(日本公開日) ヒンディー語 日本語字幕
監督:S.Shankar 出演男優:Rajinikant、Danny Denzongpa
出演女優:Aishwarya Rai 、
音楽:A.R.Raghuman
あらすじ:
バシー博士(Rajinikant)は、なんでも出来る人間型ロボット(Rajinikant)を完成させた。
そのロボットは博士そっくりで、チッティと名づけられた。
バシー博士はチッティを学会で発表した。
チッティの能力に会場の多くの人は感心するが、
恩師でもあるボーラー教授(Danny Denzongpa)だけは別だった。
ボーラー教授は、チッティは命令に忠実すぎて、
命令の仕方次第では危険な存在となる可能性を指摘した。

バシー博士はチッティを更に人間に近づけ、考える力を与えようと努力していたところ、
チッティに雷が落ち、そのショックで心を持つようになった。

心を持ち、感情を表すようになったチッティは、
こともあろうにバシー博士の恋人サナ(Aishwarya Rai)に恋をしてしまう。
そして自分の気持ちに従って行動するようになり、
バシー博士の命令に逆らうようになった。

これに腹を立てたバシー博士は、チッティをバラバラに壊して捨ててしまった。

そのことを知ったボーラー教授は、ゴミ捨て場からチッティを見つけ、修理する。
そして、人間を殺すプログラムの入った「レッドチップ」を埋め込んでしまった。
実は、ボーラー教授は裏でテロリストとつながっていて、
チッティを使ってテロ活動をしようとしたのだった。

悪い心を持ってしまったチッティは、今まで以上に自分の欲望のままに行動し始める。
先ず、バシー博士とサナの結婚式から、サナを奪いさった。
そして、邪魔になったボーラー教授を殺害し、
自分のコピーロボットを大量に生産した。
その後、たくさんのコピーチッティが街中にあふれ、
人間からあらゆるものを強奪していった。

バシー博士は軍と協力して、サナを助け、チッティの暴走を止めようとするのだった。
感想:
2012年5月14日に映画館で「ロボット」を鑑賞してきました。
大きい画面で観ると迫力が違いますね。短くされているとはいえ、すっごく楽しかったです。

上映時間を2時間まで短縮していることは知っていたので、
ある程度の場面のカットは予想して観に行ってました。
しかし、思っていた以上にカットされまくってました。

サナのテストでのカンニング場面は、面白いのだけど、
道徳的に考えても、あまり良い場面ではないので、
映画を見に行く前からカットされるかなと思ってました。

最初のチッティが出来上がるまでの様子でもすこし短くなっていて、
1回目に歩かせた時に上手くいかなかったり、
お手伝いロボット(R2)がコーヒーを運ぶ場面とかが、ちょこちょこカットされてました。
これがあると、苦労してチッティを作った過程を知ることができるんだけどね。

助手2人の場面もけっこうカットされてたし、
悪役ボラ教授の裏のビジネス場面も無くなってました。

あと、チッティが暴漢の持っている武器(金属)を引き付けて、
カーリー(神様)の姿になるところは、好きな場面だけにカットされてショックでした。
また、この磁石機能を前もって見せることで、後半のたくさんのロボットの合体を、
ありえないけど、なんとなくこれってアリかも!受け入れて楽しく観ることができるのかと思います。

カットされた場面を上げたらキリがありませんが、
一番悲しいのは、挿入歌が3曲もカットされてたことと、入っている曲も短く編集されていることです。
2時間という制約の中ではしょうがないとは思います。
でも、せめてマチュピチュ(曲名:キリマンジャロ♪)だけでも大画面で観たかったです。

確かに、映画のストーリー的には、カットされた場面が無くても問題はないです。
編集する人も、ここまで削るのは大変だったことでしょう。

ですが、挿入歌(ミュージカルシーン)が入ることで、
登場人物の気持ちや、時間経過などが感じられたり、
チッティの機能が面白く分かったりすると思います。
できることなら、完全版を映画館の大きい画面で観たいです。

あと、映画はヒンディー語吹き替えバージョンでした。
いつもはタミル語バージョンを観ているので、少し違和感がありました。
やっぱりラジニの「アユヨ〜」は欲しい!!です!
(2012/05/16)
評価 ★★★★☆ 十分楽しめるが、完全版を日本語字幕つきで見たいです。
ラジニ度 ★★★★★ やはりラジニにはヒンディー語よりタミル語が似合うと思います。
ダンス度 ★★☆☆☆ カットされまくりです。悲しい(;_;
アクション度 ★★★★★ ロボット合体フォーメーション大迫力(^^)v

「ロボット」完全版、映画館で鑑賞!!!!

6月1日から映画「ロボット」の完全版が渋谷で公開とのことで、
2日に行って観て来ました。

完全版はタミル語バージョンでした。タミル語最高に良い!!です。

前回、縮小版を観た時には、カットされまくりに不満はあったものの、
日本の上映時間に合わせるためには、これもやむなしか?と思いましたが、
今回、完全版を映画館で観て、ストーリーはもちろんですが、
人物の描写など、全てにおいて
やっぱり、完全版こそが、この映画の良さだと強く、強く実感しました。

それに映画館の大画面での挿入歌のダンスシーンはすばらしいです。
景色のすばらしいところでの撮影ですので、
テレビの画面では味わえない、綺麗さと感動を覚えました。
もちろん、スタジオ内のシーンでも、迫力満点です。
ラジニの「アユヨ〜」も「ハーイ!」も聞くことができました。(^^)v
このミュージックシーンだけでも、見る価値があるというものです。

映画館で、完全版を観ることができて大満足でした。
(2012/06/02)

日本公開前の「ロボット」の感想は、
「Endhiran the Robot」にあります>>>>
評価 ★★★★★ 完全版、最高です
ラジニ度 ★★★★★ 言うこと無しです。すばらしいです。
ダンス度 ★★★★★ フルバージョン、大画面でこの映像美を!
アクション度 ★★★★★

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