Tiger


Tiger
1979.09.05 言語:テルグ 監督:N.Ramesh 出演者:NTR、ラジニ
感想:
Khoon Pasina」(77)のリメイク(「Siva」(89)も同じ)
主人公タイガー(ラジャ)はNTRが演じています。
そして白馬ではなく、ちっちゃい赤い車に乗ってます。
ラジニの役は元作品ではヴィヌードカーナ、「Siva」ではラグヴァランが演じてます。

元作品では最初は主人公達の子供時代から始まりますが、
こちらは、最初にヘリで受刑者が脱走します。
ただ、前半はリメイク元とほぼ似たようなもので、
MTR中心に話は進んでいきます。
中盤、ラジニ(ラヒム)登場あたりから元映画と話が違ってきます。
ラジニはいきなり歌とダンスで登場します。
そして一緒に踊っていた女性をベッドに残し外に出るとカンフーアクションです。
その後、警察の依頼により脱獄した犯人を捜すため、
MTRの住む街にやってきます。
街には脱獄犯の仲間で今は名主になっている悪人がいて、
MTRとも反目しています。
最初はラジニとMTRも反目しますが、最後は一緒に悪人を倒します。

この悪人の隠れ家には、人を押しつぶして焼いてしまう装置があり、
一度MTRはそこに捕まるのですが、助け出されます。
その時に友達?の酔っ払いが身代わりになって亡くなり、
母親は悪人に連れ去られる場面があるのですが、
その後すぐに、MTRはお祭りダンスでノリノリに踊ってます。
こんなふうに中盤以後は唐突に歌やダンスが入りることが多いです。
またラジニには、喫茶店(?)の娘、(実は悪人名主の娘だった)と恋に落ちます。
この娘とのラブソングの入り方も「なぜここで?」と疑問でした。
そんなわけで、元作品よりもひどく劣化してしまった印象でした

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