Payumpuli


Payumpuli
1983.01.14 タミル語 DVD
字幕なし
監督:S.P.Muthuraman 出演男優:Rajinikant、Thyagarajan、Jaishankar
出演女優:Radha 、Smitha
音楽:Ilayaraja
あらすじ:
バラニ(Rajinikant)とスマティー(?)は兄妹で、2人で仲良く暮らしていた。
ある日、スマティーは、
勤め先の社長が殺人を犯すところを、目撃してしまう。
そのために、スマティーは社長とその手下に追われ、
かけつけた兄バラニの前で殺されてしまった。
一方、バラニも暴行をうけ、
瀕死の重傷を負わされ、
海岸近くの林の中に捨てられた。

幸いにもバラニは、武術の先生に助けられた。
そこで、妹の仇を討つため、武術の修行を受けることになる。
厳しい修行の後、免許皆伝を得て強くなったバラニは、
「Payumpuli」と名乗り、仇の悪事を暴き、妹の復讐をするのだった。
感想:
カンフーアクションみたいな映画で、面白かったです。

最初、ラジニはとても弱かったのですが、
復讐のために武術修行し、免許皆伝のための試験を受けます。
この流れで、ジャッキー・チェンの「少林寺木人拳」を思い出しました。

修行は、サンドバックを頭突きしたり、砂に指を突いて指をきたえたりするものでした。
免許皆伝の試験は機械仕掛けの大掛かりなもので、
上から押しつぶされそうになったり、槍のようなものが壁から突き出てきたりと面白かったです。
共に修行をしていた、Jaishankarとの闘いも楽しかったです。
あやしい木人は出てきませんでした(^^)

他にも、ブルース・リーの「死亡遊戯」のようなバイクアクションや、
長身の黒人、カリーム・アブドゥール・ジャバールとまるっきり同じ、
水色のシャツに白い短パン、サングラスの用心棒と戦う場面などもありました。
終盤に、敵方の用心棒になっていたJaishankarと再び戦う場面があるのですが、
そのときのJaishankarの服装が、色こそ違いますが、
やはり「死亡遊戯」の韓国合気道のチ・ハンサイにそっくりでした。
ブルース・リーも好きなので、こういった場面は楽しいです。

ラジニは戦う前に、指をポキポキならしながら、拳をにぎってました。
また、敵のアジトへ乗り込むときには、ロッククライミングをするという盛りだくさんな内容です。

敵の悪事を暴くときにラジニは、題名と同じ「Payumpuli」と名乗っていました。
「Payumpuli」は飛ぶトラという意味だそうです。

このDVDは2in1で「Payumpuli」と「Mr.Bharat」の2本入っています。
ですが、DVDとは名ばかりで、画像はVCD並みです。
チンピラ役でサティアラージ(「Mr.Bharat」では父親役)が出ているのですが、
画像悪すぎて顔がよく見えなかったのが残念です。

挿入歌の「Adi Masam♪」は初めて買ったラジニのダンスVCD「Hit of Rajini Vol2」に入っていて、
ラジニがピョンピョン跳ねて元気よく踊っていて、とても気に入り、映画自体を観たいと思っていました。
また「Mr.Bharat」や「Manithan」の挿入歌の歌詞の中にも、この映画の題名がはいっていることもあり、
とてもヒットした映画なのかなと思ってました。
購入前に中身を確認させてもらい、字幕が無く、画像も悪いことを知っていたのですが、
迷った末に結局、購入してしまいました。
(2007/12/23)
評価 ★★★☆☆ インド版、カンフーアクション。
ラジニ度 ★★★☆☆ 正義の味方「Payumpuli」
ダンス度 ★★☆☆☆ Adi Masam♪ラジニがピョンピヨン。Smithaが出てます。
アクション度 ★★★★☆ 指パキポキ拳、ダー!!

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